小学生保護者の教科書
30年以上の現場経験を経て、全国で教員育成&保護者相談にあたる著者が、現代の小学生保護者が幸せな子育てをするために必要な知恵を伝授。
「小学校ってどんなところ?」
「どんな人が先生になっているの?」
「6年間で子どもはどんな風に変わっていくの?」
「どんなトラブルが起こるの? どう対応すればいいの?」
「発達障碍の疑いがある時には、どうしたらいいの?」
「先生への苦情や要望はどうやって伝えたらいいの?」
「いじめが起こったらどうすればいいの?」
など、小学校生活についてのあらゆる疑問から、
「子どもをやる気にさせるにはどうしたらいいの?」
「子どもの部屋でエロ本を見つけたらどうしたらいいの?」
「片づけられる子どもにするにはどうしたらいいの?」
など、家庭でのちょっとした悩みまで、
きめ細かくユーモアたっぷりのアドバイスがあります。
読めば読むほど、子育ては「学校と一緒にできる」ということに気がつき、子育てに閉塞感を感じている人はそこから解放されるでしょう。
新一年生の保護者はもちろん、どの学年であっても、いま心の中にある不安を解消する手立てが見つかる本です。
【編集担当からのおすすめ情報】
メディアが学校について取り上げるのは、たいてい事件が起きた時で、そこで紹介されるのは非常に特殊な例ばかりです。ごく普通の小学校の日常、よくいる先生の性質、平均的な子どもの育ちについては、実は知っているようで知らないことが多いのではないでしょうか。「不安」を解消するためにまずできることが「知る」ことです。
この本には、そうしたあまり知られていない小学校の実態が書かれています。豊富な現場経験(全学年をそれぞれ4回以上経験)があり、日々若手教師や保護者の悩みに触れ、子どものことを考えている著者ならではの、「教師」「保護者」「子ども」三者に対するフェアな視点があり、アドバイスにはどれも納得させられます。多少のことには目をつぶっても学校と協力しよう(我が子のために!)という気持ちに自然となってくるはずです。でも、ここぞという時の闘い方も書かれていますので、ご安心を。
小学生のいる家庭に一冊、子育てに不安を感じたらいつでも開いてほしい本です。