• Author桑原武夫
  • Publisher岩波書店
  • ISBN9784004140016
  • Publish Date2012年3月

文学入門 改版

目次 第一章 なぜ文学は人生に必要か / 1 問題の重要性 / 1 面白さということ / 7 インタレスト / 12 経驗 / 15 読者が作品から受取るもの / 20 もっとも充実した人生 / 23 要約 / 25 第二章 すぐれた文学とはどういうものか / 27 すぐれた文学 / 27 新しさ / 28 誠実さ / 37 明快さ / 41 文学と道德 / 48 要約 / 59 第三章 大衆文学について / 61 大衆文学研究の必要 / 61 眞の文学と通俗文学との差異 / 64 職業的文学者の発生と大衆文学の誕生 / 70 フランスにおける大衆文学 / 74 日本における大衆文学の発生 / 78 大衆文学流行の諸理由 / 84 今後の見通し / 90 要約 / 95 第四章 文学は何を、どう読めばよいか / 98 沒社会的文学観 / 98 藝術のための藝術 / 100 文学敎育 / 105 文学の諸ジャンル / 109 近代小說の基本的性格 / 112 読書の基準化の必要 / 117 文学必読書のリスト / 121 要約 / 129 第五章 アンナ・カレーニナ読書会 / 132 読書会をもつわけ / 132 反訳による文学鑑賞 / 133 本質よりも存在を / 138 描写の文体鑑賞 / 142 描写と抽象 / 145 前後照應ということ / 147 平凡なるが故に非凡な眞実 / 150 アンナの破滅過程 / 155 アンナの世界とレーヴィンの世界の対立 / 161 レーヴィンの精神的苦悩 / 164 レーニンのトルストイ論 / 166 無限の空間と円天井 / 170 附錄 世界近代小說五十選 / 175 索引

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