学者、作家、プロレスラー、評論家、歌手、医師、ボランティア・リーダー、TVリポーター、弁護士、出版社代表ら十五人。敢然とわが道をいく屈せざる者たちと作家辺見庸がそれぞれの分野のいまとそこに生きる意味を存分に語り合う。ときに怒り、ときに訥々と発する言葉の奥に世紀末日本の不気味な世情と向き合う話者の真意がみえてくる、深いおもむきの対話集。