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  • 著者岸俊男
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784124025453
  • 発行1987年10月

日本の古代 12

1 古代の女性を考える視点 2 考古学から見た女性の仕事と文化(縄文時代の女性と土偶が象徴する社会 弥生時代の女性と新文化の積極的な導入 古墳の築造と王者のパターン 男性優位の傾向と女性の立場) 3 古墳にみる女性の社会的地位(一夫多妻の習俗と夫婦で土地を異にする墳墓 女性首長を埋葬する古墳 男女を合葬する古墳 合葬例から家族構成を考える) 4 卑弥呼と神功皇后(二人の伝説的な女王 男女の地位逆転のシンボリズム 生殖機能における異常性 神の子の母と処女懐胎) 5市・女・チマタ(現代に生きる市 海石榴市と横大路 市と水運 餌香市と船橋遺跡 古代の市の立地 聖なる木と市神) 6 古代朝鮮の女王(新羅の女王 新羅中古の時代 女王支配を揺るがす貴族の乱 王位継承と骨族 女王の巫女的性格 日本の女帝の皇位継承をみる) 7 中国の女帝と歴史に見える女性像(女帝出現の歴史的背景 史上唯一の女帝が出現 古代の女性たち 巨視的に見た女性の社会的地位) 8 古代の母と子(石に刻まれた母と子 戸籍の母と子 生活の中の母と子 国家による孝養政策 母子関係の変質) 9 記紀万葉の女性(磐之媛皇后の嫉柘 額田王の媚態 持統天皇と藤原不比等 大伯皇女の悲歌 狭野茅上娘子と中臣宅守 防人の妻)

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