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  • 著者小手鞠るい くまあやこ
  • 出版社講談社
  • ISBN9784061957879
  • 発行2017年11月

ねこの町のダリオ写真館

ねこの町にあるダリオ写真館に犬の親子、マーガレットさんとケイトが誕生日の記念撮影にやってきました。ふたりとも新調したワンピースを着て緊張しているようです。そこで、ふたりにリラックスしてもらおうとダリオさんが考えたアイデア「写真のひみつ」とは?またダリオさんが犬の少女ケイトから教えられたこととは?写真を撮ったり、その写真を誰かに送ったりする楽しさ、思い出の尊さを思い出させてくれるお話です。
「ダリオさんの写真へのまっすぐな気持ちがあったからのラストに、どんな仕事にも通じる思いがしました。幸せがひろがっていく物語。読んでいてとても安心できます。」ジュンク堂書店藤沢店 鈴木沙織さん
「テンポがよく読んでいて楽しくなりました。“心をこめる”という気持ちを感じてもらえたらいいな、と思わせてくれる本でした」長谷川書店 ネスパ店 永島幸世さん
「ダリオさん、とっても紳士!生活の一つ一つがしゃれていてかっこいいと思いました。ケイトちゃんの意外性も楽しめました」文教堂二子玉川店 高橋茜さん
「お仕事を通じてだれかを幸せにする、かわいいお話です。ラストシーンでは私もなんだかうれしくなってしまいました」ジュンク堂大宮高島屋店 中桐裕美さん
「ほんわか、あったかい。心の毛布みたいな一冊です。読んだ後は表情が、きっと和らいで優しくなります。」FM 岡山 DJ 森田恵子さん
ねこの町にあるダリオ写真館に犬の親子が誕生日の記念撮影にやってきました。
ふたりとも新調したワンピースを着て緊張しています。そこで、ふたりにリラックスしてもらおうとダリオさんが考えた「写真のひみつ」とは?またダリオさんが犬の少女ケイトから教えられたこととは?写真を撮って残したり、その写真を誰かに送ったりする楽しさ、思い出を共有する尊さを思い出させてくれる、優しいお話です。
『ねこの町のリリアのパン』に続くねこの町、犬の村のシリーズ第2弾で、前作同様に仕事の能力を通じて誰かを幸せにできる喜びをも教えてくれます。
 ここは、ねこの町にある「ダリオ写真館」です。
 カメラマンのダリオさんは、写真をとるのがとてもじょうずです。
 写真館の入り口のそばにあるガラスのケースのなかには、これまで、ダリオさんのさつえいした写真がたくさんかざられています。
 みんな、うれしそうな、幸せそうな顔をしています。
 写真のなかの幸せそうな顔を見ていると、ダリオさんも幸せな気もちになります。
 ずっと前になくなったおじいさん----おじいさんのなまえも、ダリオでした-----からうけついだ、この古い写真館をひとりでまもりながら、ダリオさんはきょうもいっしょうけんめい、しごとをしています。
本文より。

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