旨いモノ、そして原色の子供に出会った夏の日。島の子どもたちが海辺で釣り糸を垂れている。それに飽きると坊主頭の中学生たちが光輝く海に、飛び込んでいった。海に誘われ、人と語らい、うまい酒と魚料理を味わう。さあ、今度は何処へ行こうか――。日本に残された手垢のつかない原色のシアワセを満喫しよう。シーナさんの爽快フォトエッセイ。