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  • Author近藤誠 萬田緑平
  • Publisher小学館
  • ISBN9784093885140
  • Publish Date2016年11月

世界一ラクな「がん治療」

その治療、ちょっと待って!
「いい治療」で苦闘するより、
「つらくない方法」でラクに長生きする。
そのためには、なにを選択し、なにを心がければいいのか。
がん放置療法の近藤誠医師と、
在宅緩和ケアの萬田緑平医師が語りつくしました。
【はじめに】より
よく「医療否定」と言われてしまうけれど、逆なんです。
僕は慶応大学病院時代から40年以上、一貫して
「患者さんがいちばんラクに長生きするために必要な医療」を
探しぬき、肯定してきました。
「十人十色のがんの、それぞれの症状に応じて、
こんなにきめこまかく対処法を考えてきた医者は、
世界中探してもほかにいないはず」と、自負しています。―― 近藤 誠

患者さんに教わったんです。
がんと闘わないこと、治療がつらいと思ったら「やめる」ことを選び、
自然に任せていれば、
がんでも決して、のたうちまわって死ぬことはない。
むくみや、腸閉塞や、肺炎の苦しみもない。(中略)
そして「こんなにもつとは」ってまわりが驚くほど、
世間の常識より長く生きる人が多いということを。―― 萬田緑平

【編集担当からのおすすめ情報】
つらい手術や抗がん剤治療、
胃ろうや点滴などチューブだらけの
延命治療は望まないという人が多い時代。
がんという病とどう向き合い、
どう生きるかの指針に満ちた一冊です。
【目次】より抜粋
◎笑ってピースして旅立つ、在宅のがん患者たち
◎がんは本来、最期まで歩いたり話したりできる病気
◎自宅で好きに生きられると、最後までラク。
日本人の8割以上は病院で「苦痛死」
◎「がん放置療法」は「全部ほっておけ」療法? そんなバカな
◎ピンピンしているのに「がん」と診断されたら忘れなさい
◎「入院したくない」は、つらい延命治療をされるかどうかの大関門
◎緩和ケアにタイミングよく移行すると、普通に暮らして「こんなにもつとは」
◎終末期は「点滴と別れる」決心を
◎痛みはこわくない。医療用麻薬できちんと抑えて旅行やゴルフを楽しめる
◎生かされている人は肺炎になる
◎最後までオムツ生活にならない方法、教えます

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