『古事記』には謎が多い。勅命で編纂された歴史書でありながら記述が途中で終わり、200年もの空白があること。同時期の『日本書紀』と全く反対の外交姿勢をとっていること。さらに矛盾に満ちた序文の存在。黙殺された謎の数々を解き明かす中で浮かび上がる「秦氏」と「播磨」の重要性、そして最大のタブー"天皇の正体"-。
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