• 著者森茉莉 早川暢子
  • 出版社筑摩書房
  • ISBN9784480033659
  • 発行1998年1月

貧乏サヴァラン

家事はまるきり駄目だった茉莉の、ただ一つの例外は料理だった。オムレット、ボルドオ風茸料理、白魚、独活、柱などの清汁…江戸っ子の舌とパリジェンヌの舌を持ち贅沢をこよなく愛した茉莉ならではの得意料理。「百円のイングランド製のチョコレートを一日一個買いに行くのを日課」に、食いしん坊茉莉は夢の食卓を思い描く。垂涎の食エッセイ。

>> 続きを表示

この本を寄贈した人