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  • 著者井沢元彦
  • 出版社小学館
  • ISBN9784093796859
  • 発行2008年8月

逆説の日本史 15(近世改革編)

『週刊ポスト』誌上で大好評連載の歴史ノンフィクション『逆説の日本史』の単行本化。第15巻では主に「八代将軍吉宗」と「田沼意次」を取り上げます。六代家宣から家継を経て、八代吉宗が将軍になるまでは日本史上有数のミステリーであるとして、その「強運」の数々を検証。「名君」と呼ばれる吉宗ですが、経済の運営者としては「下の下」である「バカ殿」であることを示し、「享保の改革」が本当に「改革」であったのかを検証します。 また、「稀代のワル」そして「賄賂の帝王」と言われる田沼意次の「賄賂伝説」はデッチ上げられたもので、その烙印を押された背景には「儒学」があると分析。実は有能であった彼の虚像と実像に迫ります。

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