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  • 著者早川庄八
  • 出版社名著刊行会
  • ISBN9784839003111
  • 発行2000年7月

日本古代の財政制度

著者は『日本古代官僚制の研究』『宣旨試論』『日本古代の文書と典籍』などの著書をもつ、戦後歴史学界を代表する古代史学者である。その学問は、自ら「史料と格闘するのは楽しい」というように、極めて実証的かつ論理的であり、研究の対象となった史料は正倉院文書をはじめ、律令格式、六国史、あるいは小右記・西宮記などの記録類に及んでいる。本書はその研究の端緒を開いた雄渾な卒業論文「公廨稲制度の成立」をはじめ主として財政制度にかかわる論稿を集める。

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