近くの書店で在庫を調べる
  • 著者峰隆一郎
  • 出版社徳間書店
  • ISBN9784198913960
  • 発行2000年10月

土方歳三 3

「死ぬまで時間がある。ゆっくりと勤王が何であるかを考えてみることだな」土方歳三は言って刃を拭った。志士の腹から、白い腸がぬるりとこぼれ出した。攘夷か開国か、倒幕か公武合体か。世情ますます混沌たる中、文久三年八月十八日の政変勃発。御所の警衛に出動した浪士組は、ついに「新撰組」の名を拝受した。土方の次なる一手、それは局長首座、芹沢鴨の抹殺であった…。

>> 続きを表示
    •  
    • この本が読めるところ
    • 借りた人・借りている人