インストラクションは大きく2つに分けることができる。道路標識や案内、地図、説明書やプレゼンテーションなど、その場その場で適切な行動を引き出そうとするものと、算数の授業や英会話レッスン、パソコン講習のように、学び手の行動を後々まで変えようとするものである。本書では、これまであまりまとめられたことがない後者のタイプのインストラクションについて取り上げ、分かりやすい授業やレッスンや講習会などを開発するための考え方を紹介する。