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  • 著者雁屋哲 花咲アキラ
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091807595
  • 発行1987年3月

美味しんぼ 9

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/ハンバーガーの要素・前編、後編▼第2話/食べない理由・前編、後編(フアッテューチョン)▼第3話/再会の丼(牛丼)▼第4話/黒い刺身(カワハギの肝)▼第5話/5年目のパスタ(マカロニ)▼第6話/日米味合戦(化学調味料)▼第7話/最高の肉(サーロインステーキ)▼第8話/新妻の手料理(うずめめし) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/才能あふれる料理人・宇田が美食倶楽部を辞めたいと言い出した。より大勢の人を喜ばせるために、ハンバーガーショップを始めたいというのだ。最高の牛肉を手に入れ、いよいよ開店の日、海原雄山が宇田の店にやってきた。宇田のハンバーガーを一口食べた雄山は「こんなものは売り物にならん!」と一喝。一般の客たちも見向きもしない。山岡には、その理由が判っていた…(第1話)。▼東京のデパートの経営者は2か月に一度、親睦の意味で食事会を開いている。だが、そのメンバーの一人、東起デパートの稲森社長は、どんな料理を出されても、食通ぶるばかりで一口も食べようとしない。板山会長にその話を聞き、興味を持った山岡は稲森社長を訪ねる(第2話)。 ●本巻の特徴/日本料理の基本となる味「旨味」。この味覚に関しては、実は日本人が最も鈍感になってしまっている。その理由は「化学調味料」の氾濫にあった…。現代日本人にとって非常にショッキングなテーマを提示したのが第6話。“社会派コミック”といわれる本作品の面目躍如だ。 ●その他の登場キャラクター/中松警部(第1話)、周懐徳(第2話)、快楽亭ブラック(第3、6話)、辰さん(第5話)、ジェフ・ラーソン(第6話)、ニューギンザデパート会長・板山秀司(第2、6話) ●その他DATA/表紙写真~牛丼、つけもの〔調理/麻布・酒飯包正〕

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