あいも変わらずディジタル技術が主流の現代だが、その中にあってセンサは第一級のアナログ部品として活躍している。本書では多くのセンサに接し、多くの回路を設計してきた著者が、その経験から得た、センサを使う上でのノウハウをふんだんに紹介する。たとえば40万アンペアを超える雷電流センサ回路、液体窒素まで冷却して高S/Nを必要とする分析用放射線センサ回路、レーザ・ダイオードとPINフォト・ダイオードを使った長距離用トランス・インピーダンス回路など。