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  • 著者井沢元彦
  • 出版社小学館
  • ISBN9784093794183
  • 発行1999年10月

逆説の日本史 7(中世王権編)

金閣寺の奇妙な三層構造に隠された足利義満「天皇家乗っ取り」の陰謀を暴く
これまでの歴史認識における常識を覆し、日本史の新たな側面を次々と打ち出してきた、週刊ポスト連載中の人気シリーズ、待望の第7弾! 室町時代における数々の「謎」を解明しながら、既存の歴史書では見えてこなかった「歴史の真実」を提示する。 南北朝の壮絶な権力闘争を描いている“戦乱記”を、なぜ『太平記』と呼ぶのか? 「日本国王」となり、「天皇家乗っ取り」計画も成功目前まで進んでいた足利義満の急死は、天皇派による暗殺なのか? 鎌倉公方や比叡山を押さえ、室町幕府における最大領土を獲得した足利義教がこれまで評価されなかったのはなぜか? 2つの天皇家が激しい対立を繰り広げた南北朝の混乱期に、絶対権力の確立を目指した男たち――後醍醐天皇、足利尊氏、足利義満、足利義教――の生涯をつぶさに検証。「激動の時代」を迎えて迷走を続ける現代ニッポンに求められるリーダーの条件を、作家・井沢元彦が鋭い切り口で描き出す!

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