「激動の時代を生きた機関士たちの昭和史」「“神様”と呼ばれた職人たちの生き様」―鉄路とともに生きてきた、かつて「国鉄」職員だった人々の、生の声を収録した心を揺さぶるノンフィクション。蒸気機関車の機関士、機関区員、あるいは線路工手として「国鉄」に生きた人たち、そしてその家族の人生には、鈍色の哀愁と現場で戦った誇りが溢れでていた。「鉄道員」の真実がここにある。