• Author雁屋哲 花咲アキラ
  • Publisher小学館
  • ISBN9784091820402
  • Publish Date1991年5月

美味しんぼ 30

「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!

▼第1話/大食い自慢(ハモ鍋)▼第2話/成り上がり・前編、後編(トンブリと山芋とイクラのあえ物、キャヴィアのお茶づけ)▼第3話/野性の味(ムカゴ)▼第4話/イカメシ▼第5話/鮭勝負!!・前編、中編、後編(鮭の刺身、鮭の皮の焼物、鮭の揚げ餅)▼第6話/恥ずかしい料理(ご飯のおかず) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/富井部長は親友の甥の土田康一のことで悩んでいた。土田は並外れた大食漢で、なじみの食堂は彼が姿を現しただけで店じまいしてしまうほど。土田はこの困った癖のおかげで女性とのつきあいも長続きせず、なかなか結婚できないのだという。富井部長から相談を受けた山岡は、土田を日本料理の名店に連れていき、あろうことか山岡がいうところの三大鍋のひとつ、ハモ鍋をふるまう(第1話)。▼ある日、ゆう子は彼女に思いを寄せる大研社の団社長から食事に誘われる。約束の日、二人が食事をしているレストランに偶然二木まり子と山岡が居合わせて、団は皆に極上のキャビアをサ-ビスする。ところが団のキャビアの食べ方を見て、二木は“成り上がり”だと中傷してしまう。自信を喪失した団は、彼のために開かれる政財界の要人を招いてのパーティを中止すると言いだす。二木の父親であり大研社のメインバンク・二都銀行の会長でもある二木氏から、なんとか団に自信を持ってパ-ティを開かせてほしいという相談を受ける山岡だったが……(第2話)。

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