「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!
▼第1話/ゲテモノ合戦(鶏のササミのスープ、豚バラ肉の炒め物、羊の前脚の煮込み)▼第2話/ビワの呪い▼第3話/ゴマすり(ほうれんそうのゴマよごし、ゴマ豆腐、ゴマ風味フォワグラのテリーヌ、コチのシャブシャブ、若鶏の燻製)▼第4話/シャンパンの悲劇(ドン・ペリニョン、クリュグ)▼第5話/温泉湯豆腐▼第6話/長良川を救え!!・前編、中編、後編(シジミ料理)▼第7話/新種のスイカ ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/山岡とゆう子、二木、近城の4人は食事に出かけた先でゲテモノ談義に花を咲かせていた。その最中にゆう子は横にいたヤクザ風の男の服に食べ物をこぼしてしまう。怒った男は、自分も数々のゲテモノを食べてきたが、今までに食べたことの無いようなゲテモノをたべさせてくれたら許してやるという条件を出してくる。男の素性ゆう子は一軒の家の庭先になっているビワに目を止める。一緒にいた山岡はそのビワをこっそり盗ろうとして家主にみつかってしまう。ところが、その家主は山岡たちが「究極のメニュー」の担当者だと知って、ある相談を持ちかける。その相談とは、偶然にもビワにまつわるものだった(第2話)。 ●本巻の特徴/地球の海や川が汚染されて、生き物の生態系に影響を及ぼしていると言われて久しい。この第39巻では長良川を取り上げて、自らの身勝手さから貴重な自然を失いつつある人間の愚かさを描いており、考えさせられることが多い(第6話)。 ●その他の登場キャラクター/二木まり子、近城(第1・2・3話)、唐山陶人(第2話)、「岡星」主人(第3・7話)、快楽亭ブラック(第5話)、板山社長(第7話) ●その他DATA/表紙写真~シジミのご飯・味噌汁〔調理/DINNER彦坐〕