「食」ブームを巻き起こし、アニメ、映画化された大人気コミック!
▼第1話/能あるホヤ(ホヤとキュウリの酢の物)▼第2話/良いナス、悪いナス(ナス料理)▼第3話/お祖父ちゃんのおモチ▼第4話/死出の料理(鶏・子羊・子牛の頭の丸焼き)▼第5話/究極VS至高 鍋対決!!1~5(鍋料理) ●登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員・膨大な食の知識を持つ。東西新聞の壮大な企画「究極のメニュー」の作成を担当)。栗田ゆう子(東西新聞文化部員・山岡とともに「究極のメニュー」を担当する)。海原雄山(名だたる陶芸家にして、食の探究者。「美食倶楽部」主宰。山岡の実父) ●あらすじ/山岡の先輩の妹であり、彼を慕っている湯村真子が東西新聞に山岡を訪ねてくる。真子はいまどきの女子大生らしく、野中という男子学生を運転手として従えてきていた。もちろん野中は真子のことが好きだったが、地方出身者で垢抜けない彼の姿は真子の眼中にないようだった。食事中の雑談から盛り上がり、山岡とゆう子、真子と野中の4人は野中の故郷、宮城県の唐桑半島を訪れることになる。そこで見せる野中の生き生きとした姿は真子にとって新鮮な驚きだった(第1話)。▼富井部長は山岡とゆう子に息子のヒトシのことで相談を持ちかける。ヒトシは好き嫌いの多い子供だったが、小学校の菜園で穫れたナスの試食を控え、ナスだけはどうしても克服したいのだという。ナスの青臭いような匂いがどうしても嫌いなんだとヒトシは言うが……(第2話)。 ●本巻の特徴/寒くなると食べたくなるのが鍋料理。この第31巻では「究極」対「至高」の鍋対決が見ものだ。さまざまな鍋料理が登場し、その種類の多さだけでもいかに日本人が鍋料理が好きなのかを再確認させられてしまう(第5話)。 ●その他の登場キャラクター/中松警部、歌子、(第2話)、「岡星」主人(第2・5話)ニューギンザデパート社長・板山、周懐徳、(第4話)大研社社長・団、帝都新聞社長・嶺山、京極万太郎、唐山陶人(第5話) ●その他DATA/表紙写真~松葉ガニ