• 著者柴門ふみ
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091818621
  • 発行1992年11月

家族の食卓 2

家族の絆をテーマにしたショート・ストーリー。

▼第1話/幸福の時間割▼第2話/引っ越しの日▼第3話/交換日記▼第4話/ママ!こっち向いて▼第5話/ママは不機嫌▼第6話/パパ、早く帰ってね▼第7話/私の息子▼第8話/鈴木家の夕食▼第9話/娘のひみつ▼第10話/笑って!パパ▼第11話/運動会▼第12話/夏期講習▼第13話/葬儀の日▼第14話/昨日の日曜日▼第15話/日曜参観▼第16話/手品▼第17話/妻の入院▼第18話/シズターズ(前編)(後編)▼第19話/子供の産まれる日 ●登場人物/毛呂山信二(第18話・初子の夫で売れない漫画家)初子(第18話・安達家の長女。毛呂山と再婚)並木洋介(第18話・建設会社に勤める36歳。近所でも評判のこぼんのう。初恋の相手、初子と結婚できず、その妹と結婚する)並木和子(第18話・安達家の次女。2児の母)安達三奈(第18話・安達家の三女) ●あらすじ/子供を宝物のように大切に思い、2人の子供達もおかあさんが大好きだった。だが、成長するにつれ自分に甘えることを嫌いはじめ、仕事が忙しい夫も真剣に話を聞いてくれなくなる。自分だけが感じる取り残されたような疎外感。そんなある日、息子が煙草を吸っていると学校から電話がある…(第1話)。▼銀行に勤める父に伴って5回目の転校をするシン。初めて飼った犬のぺスともお別れだ。いなくなった人のことなど級友も犬もすぐに忘れてしまう…と姉はいうが、別れたくない大切な人が姉にもいた(第2話)。▼和子と結婚し幸せな家庭を築きながら、初恋の人に思いを絶ち切れない洋介。その相手は、和子の姉・初子であった。そんな時初子の夫・信二が、他の女と駈け落ちしたと聞いて洋介は動揺する。義母の法事で和子たちの実家を訪れた洋介は、かつて彼が初子へ宛てた手紙を見つける。それは、開封されてないまま、初子の母が隠していたものだった。そして二人は、人生に”もしも”はないのだと悟る(第18話)。 ●その他の登場キャラクター/寺内(第2話)、桜井課長(第3話)、鈴木平八(第8話)、都築(第18話)

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