• 著者山本博文
  • 出版社小学館
  • ISBN9784098251209
  • 発行2011年10月

徳川将軍15代 / 264年の血脈と抗争

歴代将軍の血脈からたどる新しい江戸時代史
慶長8年(1603)、徳川家康が征夷大将軍となってから、慶喜による大政奉還まで、15代・264年にわたって続いた徳川幕府。しかし、長男が父親から将軍職を継承したケースは、わずか3例にすぎず、その血脈は6回も変わっている。徳川将軍家の継承は、何度となく大きな危機に見舞われているのである。そしてその裏では、血脈と利害が幾重にも絡み合い、権力をめぐる抗争が繰り返されていた!
嫉妬深い正室「お江」を恐れて、側室をひた隠しにした2代秀忠。3歳の婚約者を残し、8歳で逝去した7代家継。17人の側室に52人もの子どもを産ませた11代家斉。公武合体の象徴となるべく、側室をもたず、皇女和宮への至誠を貫いた14代家茂…。豊富なエピソードで語られる、最高権力者たちの素顔。本書は、江戸時代を徳川将軍家の「血」から読み解いていく、まったく新しい試みである。「江戸を学ぶ」「江戸に学ぶ」江戸検新書、第2弾登場。

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