• Author林真理子
  • Publisher小学館
  • ISBN9784093933070
  • Publish Date2011年4月

六条御息所源氏がたり 2(華の章)

林真理子版小説『源氏物語』第二巻!
恋愛小説の神様、林真理子による小説『源氏物語』の第二巻です。物語は、光源氏が都を追われ、須磨、明石へと流浪をする運命の章を迎えます。六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)を語り部とする斬新な視点、オトコのいやらしさを全開にするリアルな光源氏などなど、従来の『源氏物語』とは一線を画す小説は、第二巻も林真理子節が冴え渡ります。「須磨」「明石」「藤壺の死」「六条御息所の死」「六条邸」「玉鬘」などを収録。『六条御息所 源氏がたり』をもっと楽しむための特設サイトはこちら → http://waraku-an.com/genji/index.html
【編集担当からのおすすめ情報】
『源氏物語』を担当すると聞いて、最初は「えー、難しそう!」と思いましたが、その「えー」を林真理子さんは払拭してくれました。何しろ人物の描写がリアル、平安時代の人物たちがまるで今を生きている人々のように思えてきます。回を重ねるごとに光源氏が中年オヤジになってきて、「これはまるで自分のことが書かれているのではないか」(注:担当者は中年オヤジ)と毎号恐れおののいています。監修者である紫式部研究家・山本淳子先生と密かにこの第二巻を『六条御息所 源氏がたり 二、オヤジの章』と呼んでいます。

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