日本そして世界の経済は今どこへ行こうとしているのか-論壇をリードするエコノミストは、この激動する海図なき経済新時代の動向をどう読むのだろう。経済学や政策論争のあり方、効率主義と社会的公正の問い直し等を通して、保守とリベラルそれぞれの可能性と限界を検討し、高度情報化社会のパラドクスを克服する新たな経済学をめざす。