「ヘルプを取材して本を出したいなんて、このお嬢さんはどうかしてる。白人トイレを使っただけでリンチされるのに」しかし息子に先立たれた50代のヘルプ、エイビリーンは、親友が酷いやり方で解雇された事を契機に、その白人女性を自宅に招き、内情を語る決心をする。最初は吐くほど緊張したが、言葉は予想外に豊かに溢れ出し…。世界を変えた、勇気ある女達の物語。