20世紀史でもある昭和時代は、私たちにとってどんな意味をもっているのだろうか。同時代を生きてきた著者が、時代をつらぬく主題を戦争と平和、生活革命、天皇と民衆の3つに定め、昭和史をいかにとらえるべきかその視点を示す。特に世界史とのかかわり、および天皇の責任論を詳説する。昭和史を考えるための必読書。