著名なデザイン史家が、"住宅名人"の建築家に依頼して家をつくった。"質素で豪胆な家"という願望が、箱型構造の家に結実し、これこそ未来を保証するデザインだと確信するまでの実録。使い捨ての家はもう要らない、百年は住み継げる家をつくろう。建築家との出会いから、それぞれの思いまで、知っておきたい家づくりの知恵とわざがここにある。