価値意識はどのようにして生まれるのか、価値にはどのような種類があるのか-価値をめぐる理論社会学的考察を前半に置き、後半では日本社会をフィールドに、罪と恥、死生観、同調の論理等に焦点をあてる。機能主義的な社会学を価値や理念の問題へと架橋しようとした独創的な社会学構築の試み。