1945年7月16日、ニューメキシコの砂漠で成功した最初の原爆-。その開発に従事した12人の科学者たちの体験記録を集めた本書から、人類にとっての悲劇的成功を支えた力、研究者を駒として動かした状況とその恐ろしさが浮かびあがる。広島、長崎、チェルノブイリを経た現代の必読書である。