"戦後"がまだ戦後だあった時代、戦争によって混迷に陥った日本人の思想の建直しをめざして、知識人の発想、反体制の思想運動、社会科学者と保守主義者の思想、戦争体験の思想的意味などのテーマで同時代の思想を縦横に論じ、可能性を模索した白熱の討論。