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  • 著者尾崎放哉 池内紀
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784003117811
  • 発行2007年7月

尾崎放哉句集

「咳をしても一人」「入れものが無い両手で受ける」-放哉(1885‐1926)は、一見他愛のないような、しかし、一度知ると忘れ難い、印象深い自由律の秀句を遺した。旧制一高から東京帝大法科と将来を約束されたエリート街道を走った前半生、各地を転々とし小豆島で幕を閉じた孤独の後半生。彼の秀作の多くは晩年の僅か三年ほどの間に生まれた。

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