• 著者Rilke,RainerMaria/著 望月市恵/翻訳 リルケ/著
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784003243213
  • 発行1953年0月

マルテの手記

青年詩人マルテは一人故郷を去ってパリに出た。不安と恐怖、絶望と焦燥-孤独な生活の中で、マルテは深く内的な世界に沈潜し、日々の経験と幼き日の思い出を書き綴る。リルケ(1875‐1926)は自身がパリの現実に直面して受けた衝撃を、一詩人の内面告白という形でこうして形象化した。リルケの特質を最も明快に示す作品である。

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