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  • 著者ルキウス・アンナエウス・セネカ 兼利琢也
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784003360729
  • 発行2008年12月

怒りについて / 他二篇

ネロー帝に仕える宮廷の生と自決の死-帝国の繁栄と矛盾の中で運命の変転を体現したローマの哲学者セネカ(前4頃‐後65)。絶対権力を念頭に、怒りという破壊的な情念の分析と治療法を逆説的修辞で論じる『怒りについて』。苦難の運命と現実社会の軋轢への覚悟、真の幸福を説く『摂理について』『賢者の恒心について』を併録。新訳。

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