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  • 著者アルノルド・ヴァン・ジェネップ 綾部恒雄 綾部裕子
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784003421918
  • 発行2012年8月

通過儀礼

ファン・ヘネップ(1873‐1957)は、儀礼を初めて体系的に論じた。誕生から死までの折々の儀礼、入会の儀礼などを、分離・過渡・統合の過程をたどる通過儀礼の視点で捉えた。特に過渡期という境界状況については、コミュニタス理論など後の人類学の理論的展開の基盤となった。儀礼研究の出発点となった人類学の古典。

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