• Author南博/著
  • Publisher岩波書店
  • ISBN9784004120629
  • Publish Date1953年0月

日本人の心理

目次 一 日本人の自我 / p1 (一) 長いものには卷かれよ / p1 (二) 滅私奉公 / p12 (三) 障らぬ神にたたりなし / p17 (四) すいた事してくらす / p20 (五) 一寸の蟲にも五分の魂 / p24 (六) ひとのものは我がもの / p33 二 日本人の幸福感 / p41 (一) 九分は足らず十分はこぼれる / p42 (二) 死んで身につくものはなし / p48 三 日本人の不幸感 / p59 (一) ならぬ勘忍するが勘忍 / p61 (二) 苦勞は人につきもの / p62 (三) 身のほどを知れ / p66 (四) 月にむら雲、花に風 / p67 (五) 浮世の旅 / p72 (六) 月雪花のたのしみ / p74 (七) 上を見るな 下を見よ / p76 (八) 馬鹿を承知のやくざでも / p79 (九) 苦おのずから樂となる / p85 (十) 身のほどを知れ / p88 (十一) 戀の至極は忍ぶ戀 / p94 (十二) 茶人の物好き / p101 (十二) 金銀ほしからぬ顏する事 / p105 四 日本人の非合理主義と合理主義 / p115 (一) 運は天にあり / p115 (二) 窮すれば通ず / p122 (三) つらいさだめ / p126 (四) 何の因果か因緣か / p129 (五) 人事をつくして天命をまつ / p135 (六) リクツで行かぬ世の中 / p139 (七) 道理が勝つ / p142 (八) 割り切れる人生 / p147 五 日本人の精神主義と肉體主義 / p156 (一) 思う一念岩をも通す / p156 (二) ものごとは氣のもちよう / p159 (三) 本をふむと罰があたる / p163 (四) 忠孝はからだの養生 / p167 (五) 體がもとで / p170 (六) 色を思うも本は欲 / p178 六 日本人の人間關係 / p186 (一) 義理の世の中 / p187 (二) 義理ばるより頰ばれ / p198 (三) 義理と人情の板ばさみ / p199 (四) 義理人情を割り切れ / p201 (五) 公私の區別 / p206 (六) 責任のがれ / p208 むすび / p211

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