暑い草いきれのなか、白球を追う。無心になってゲームをするときの幸福感-。草野球チームの監督兼3塁手としてプレーする詩人が、アメリカの野球殿堂を訪ね、チームの公認を得る。そこには元大リーガーも入団する。さらにグラヴやバットの職人を訪ねては、野球への情熱を聞く。ベースボールへの愛が一杯に詰まった一冊。