鮮やかな衣装をまとった相撲、悠久なる大地、草原に響きわたる歌声、人びとの心に生きるチンギスカン、会話を彩る楽しいことわざ。日本からの初の女子留学生である著者は、六年に及ぶモンゴル滞在中に、多くのすばらしい友人たち、そして生涯の伴侶に出会う。知られざる地の素顔を現地で感じた変革の息吹とともに綴る、さわやかな報告。