30年におよぶ地震予知の取り組みの成果をどう見ればいいのだろうか。過去の地震データの解析から予知の可能性を探り、極端な楽観や悲観に流されることなく、今後も着実につづけていくことの大切さを具体的に論じる。長期予測・短期予知の方法をしめし、さらに東海地震の予想、警戒宣言一本やりでない注意報の必要性についても提言。