物質を構成するもっとも小さい要素は何か?古代ギリシアの原子論にはじまり、近現代の科学的探究により、さまざまな素粒子像が描かれてきた。そして科学者たちはついに、究極の基本粒子をとらえた。素粒子像はこれまでにどんな変遷をしてきたのか、最新像はどんなものか、2008年ノーベル物理学賞の著者が自在に語る。