砂丘のある町の内科勤務医徳永先生の1日は忙しい。さまざまな年齢の患者さんが、それぞれ病気と悩みをもって訪れる。そこは生と死の交錯する小さな戦場でもある。深夜の病床をみまわり、「まるで雑踏の医療だな」と頷くことがる。本書は、ひとりひとりの体と心に吹く風に耳をかたむけて綴った1年間の臨床の記録である。
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