近くの書店で在庫を調べる
  • 著者加藤弘之/著 大橋英夫/著 渡邉真理子/著
  • 出版社朝日新聞
  • ISBN9784022599971
  • 発行2013年0月

21世紀の中国 経済篇

先進国経済の低迷、新興経済国の躍進という世界経済の構造変化を背景に新しい発展の道を歩む中国は、現在、世界第2位の経済大国である。〓(とう)小平による改革開放から30年以上が経過し、市場経済化はかなり進んだように見える。だが21世紀に入ると、国有経済が躍進し民有経済が後退したかのような「国進民退」現象が出現した。持続的成長を阻害しなかったこの国の経済システムは「中国モデル」として世界の注目を集めているが、はたして他の発展途上国にも適用可能なのか?資本主義の新たなモデルとなるのか?一方、随所に目立ち始めている高度成長の歪みとは?本書は多様な観点から、中国モデルの持続可能性と、国家資本主義の実像を検証する。

>> 続きを表示