「こそあどの森の物語」『扉の向こうの物語』『二分間の冒険』『放課後の時間割』でおなじみ、現代日本児童文学界を代表する岡田淳の作品。『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』で児童文学界にデビューする遥か昔から『月刊 神戸っ子』で連載し続けてきた人気作品のベスト版。 2000年までに『月刊 神戸っ子』で連載した210作品を、著者・編集者・大学生・小学生など、さまざまな年齢層の6人の選者で評価。結局、不人気という作品が著しく少なく、まずは、上位20作品を中心に54作品を第1集として発表。といっても児童文学ではなく、見開き2ページで完結するマンガなのです。自らをマンガ家と称する岡田淳自身、大満足の1冊。岡田淳の児童文学作品の素材・原点がこの1冊に濃縮されています。 なお、巻末には、1966年発表の自費出版作品『星泥棒』から2000年発売の『ドラゴン伝説―異国の竜の物語―』まで、岡田淳のすべての出版物がわかるリストを収録。