犬の散歩を引き受けて出入りするようになった家で、少女が出会った不思議な男の子。なんだかちぐはぐなのに、どうしようもなく響きあう心と心…。子どもたちの現在を描き続けてきた、児童文学作家による待望の長編。〈受賞情報〉日本児童文学者協会賞(第48回)