港では、きょうも船が荷物をつんでいます。セーラーとペッカも、あいかわらずにぎやかな毎日をおくっているようです。「どうして?」「どうしてもさ!」おやおや、大きな声がきこえてきました。いったいなにを話しているのでしょう。素朴にあたたかくて、なんとも不可思議、そして、とんでもなくユニークな世界。読めば読むほど味わいが深まる「セーラーとペッカ」シリーズ第5作。小学校低学年から。