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  • 著者寺山修司/著
  • 出版社KADOKAWA
  • ISBN9784041029824
  • 発行2015年0月

靑い種子は太陽のなかにある

1963年夏-。政治家の肝いりで労働者向け近代アパートの建築が決まり、人々の期待が大きく膨らむ。賢治も恋人・弓子とともにそこで暮らすことを夢みている。そんなある日、アパートの建築現場の足場から労働者が転落してしまう。あろうことかその場の人々は、遺体をそのままコンクリートの中に埋めてしまうが、賢治はその一部始終を目撃してしまった。警察にも相手にされず、このままみなの夢のために黙っているべきかと苦悩する一方、賢治の身にも危険が迫る。賢治が選んだ道とは-。寺山修司が20代に書いた幻の戯曲。生誕80年を記念して、初の書籍化!

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