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  • 著者森村誠一/著
  • 出版社角川書店
  • ISBN9784041753385
  • 発行1996年-1月

螺旋状の垂訓

六本木のラブホテルで若い女性の扼殺死体が発見された。行きずりの犯行とみられたが、容疑者として鮫島保之が浮上した。鮫島は大学時代の友人の鬼頭勝也に最後の電話をして、消息を晦ましていた。その頃、二件のホステス殺人事件が別の場所で起きた。石野和枝は絞殺死体で発見。また山岡明子は鈍器で頭を殴られ殺されていた。だが、意外なことに二人は高校の友人という、不思議な"縁"があった-。蘇る過去の出来事と怨念。恐しくも奥深い因果因縁の諸相を描く本格推理の名作。

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