拳銃使いローランドは、新しい二人の仲間、車椅子のスザンナと麻薬の運び屋だったエディとともに暗黒の塔への旅を続ける。だがローランドは精神を病み始めていた。「死んでもまた別の世界があるからね」と言い残して死んでいった少年ジェイクと、現実世界のニューヨークで生きている少年ジェイクという二つの矛盾する記憶に引き裂かれているのだ。一方、ジェイクはローランドに出会うべく中間世界への扉に向かっていくが…。巨大カルト・ファンタジー『暗黒の塔』シリーズ、緊迫の第三弾。