• Author町田康
  • Publisher角川書店
  • ISBN9784043777037
  • Publish Date2006年10月

パンク侍、斬られて候

江戸時代、ある晴天の日、街道沿いの茶店に腰かけていた浪人は、そこにいた、盲目の娘を連れた巡礼の老人を、抜く手も見せずに太刀を振りかざし、ずば、と切り捨てた。居合わせた藩士に理由を問われたその浪人・掛十之進は、かの老人が「腹ふり党」の一員であり、この土地に恐るべき災厄をもたらすに違いないから事前にそれを防止した、と言うのだった…。圧倒的な才能で描かれる諧謔と風刺に満ちた傑作時代小説。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 東京ローズ 戦時謀略放送の花
  • 怖い患者
  • 風の文庫談義
  • 白鳥とコウモリ 下
  • 白鳥とコウモリ 上
  • 死後の真実
  • 定年待合室
  • ブリザード・フラワー
  • 定家明月記私抄 続篇
  • 江原さん、こんなしんどい世の中で生きていくにはどうしたらいいですか?