20XX年春、東京-。それは、小説家の母が残した奇妙な手紙から始まった。宮坂白竜、14歳。彼は幼い頃から、水の流れを読むという特別な能力を持っていた。白竜の通う私立竜神学園では、モンスターが出るという学園の怪談話でもちきりだった。「噂」…誰もがそう信じていた、その「噂」が「真実」になったとき、白竜の真の力が覚醒した!!新時代に贈る、新世代ファンタジー第一巻。