翼手の盟主の痕跡を辿り、ロシアへと渡った小夜たち。それを待ち受けていたのは、ディーヴァの守護者たる強力な翼手"シュヴァリエ"だった。そのシュヴァリエとの戦いのさなか、小夜は恐るべき真実を告げられる-「あなたは、わたしたちの同胞なんですから」その言葉に戦う意味を見失った小夜は、己のルーツを追い求め、始まりの地"動物園"へと向かうが…。大人気アニメを完全小説化!折れた闘争心を奮い立たせて剣を握れ、小夜。